実はこれ、女性の身体にもともと備わっているしくみのせいかもしれません!
まずは、ダイエットを例にして考えてみましょう。
地球に生命が生まれてから今まで、ヒトは淘汰を繰り返して生きのびてきました。
その長い歴史のうち大部分は、少ない食べ物の中で生き残れる方が有利でした。
だから、食欲という本能が身についたのです。
ところが、安いファーストフードが簡単に手に入る今の時代、この食欲がかえって生活習慣病の原因に!
…これと同じことが、女性の「母性本能」にも言えるのです!
文明がまだ発達していないころは、食べ物の探すも一苦労、身の回りには危険がいっぱい!お母さんは自分の子どもを毎日命がけで守らなければなりませんでした。そんな環境で、女性は母性本能を獲得していきました。
ところが現代では、衣食住の準備はありますし、外敵にいきなり襲われることもめったにありません。急病になれば救急車も呼べます。かつて必要だった母性本能は、昔ほどの使い道がないのです。
〈余ってしまった母性本能とは…〉
- 恋人や家族がいま何をしているか、いつも気にかけている
- 毎日ジャンクフードしか食べず、不規則な睡眠で暮らしている若者の話を聞くとアドバイスしたくなる、とにかく落ち着かない!
- 一人暮らしの若者が、セーターをアタック入れた洗濯機で洗ったなど家事の基本を知らないような発言をするとアドバイスしたくなる、とにかく落ち着かない!
でも、とくに困ってもいないのにそんなことを言われた人は、いやになってしまうかも…。そんなすれ違いが積もり積もって「悪い印象」「自分にとってのストレス」となるのです。
そこで、レコーディング!
こんな「アドバイスしたい自分」「おせっかいな自分」を、いやになる必要はありません。大切なのはそんな気持ちへの「気づき」なのです。
最近、思い当たるふしもないのにイライラするなー。そう思ったら、手近で支障のない小粒な相手を見つけて、上から見下してみましょう!
そして、この小粒どもがいかに役立たずで思いあがっているか、どうしたら彼らを正しい道に導けるのか、考えたことを「上から目線ノート」に書きためていきましょう。
見下す相手 | 小粒な理由 | アドバイス |
---|---|---|
桜エビ | プランクトンばかり食べてる | たまには魚を食べてみろ |
ザリガニ | 狭く汚い池で満足してる | 大海原を知った方がよい |
上から目線ノートの詳しい書き方、この方法で心がキレイになった方の体験談など、詳しくはこちらの書籍でご案内しています。ぜひ一度、お手にとってご覧ください!
レコーディング上から目線 ~心のキレイは作れる!~
スター☆ロブスター著
オマール海老出版社
定価: 1,260円